ベネチア発着・コスタ社デリチョーザ号の搭乗レビューをお送りします。ギリシャ・コルフ島での下船日の様子をレビューします。イタリア・バーリの翌日、クルーズ全行程の3日目にあたります。朝9:00入航・午後14:00出航の計画です。
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コルフ島に入航
コルフ島は、ギリシャ西方の島。ギリシャ語では「ケルキラ島」と発音します。
隣国アルバニアに程近いロケーションです。前日に入航したイタリアのかかと・バーリから見ると、対岸に位置します。
入航するのは、コルフ島の中央部東側の海岸エリアです。朝9時の入航から、午後14時の出航まで、移動時間も含めて5時間の観光時間です。
母船、コスタ・デリチョーザから降り、島に上陸します。大きな港エリアから、入国検査の建物へ向かいます。別料金ですがバスも出ていました。夏シーズンはかんかん照りでさえぎるものもないので、バス利用をお勧めします。
入国検査棟でゲートをくぐったら、コスタ社のバスに乗り換えて、市街地へ移動します。
市街地へ移動
左上のクルーズ入航ポイントから、コスタ社のバスで市街地へ向かいます。念押しするように窓に書かれている、最終便の時刻13:00。この時間に間に合うように、帰りのバスに乗らなければなりません。
市街地は、地図の左から順に、
- 新要塞 (New Fortress)
- 旧市街地
- 旧要塞 (Old Fortress)
と並んでいます。バスは、旧市街地の東端、旧要塞の入り口に止まります。
上記3つのエリアに加えて、南方3~4kmの場所にある、海上を滑空する飛行機を見物できる、コルフ国際空港も見所です。徒歩で周れる新要塞、旧市街地、旧要塞は後回しにし、往復移動を要する空港を先に観光することにしました。
コルフ国際空港へのアクセス
コルフ国際空港を見物するポイントは、KANONI展望台です。コルフの市バス(CORFU CITY BUS)の2番線、KANONI行きを利用します。時刻表を見ると、20分に1本運行していることがわかります。乗車後、数分でKANONI展望台に到着します。
KANONI展望台
KANONI(カノーニ)は、CANON、いわゆる大砲、という意味です。見晴らしの良いカフェがあり、その先から飛行場が見えます。絵葉書にもなる絶景ポイントです。
しばらく待っていれば、発着陸する飛行機が見物できます。進行方向の関係上、この展望台からは着陸する飛行機のほうがよく見えます。
コルフ国際空港のサイトを確認すると、発着陸とも1時間に2~3便あるようです。見物できたところで、市街地へ戻るバスに乗車します。
Corfu International Airport “Arrivals & Departures” コルフ国際空港の発着陸便一覧サイト
新要塞 (New Fortress)
空港の次は、新要塞に向かいます。バスを途中下車して、徒歩で向かいましたが、思っていたより遠かったです。
新要塞に上ると、旧市街の先に旧要塞がそびえたつのが良く見えます。遠くに見える十字架が、旧要塞の頂上です。
旧市街
旧市街は活気のある町並みです。いたるところに市場やお店が立ち並び、ガヤガヤと元気な印象でした。(あまり写真は残っていませんでした)
旧要塞
新要塞から旧市街を越えた先に旧要塞は位置します。頂上の十字架がある展望台までは、自然の階段を上るしかありません。炎天下の中、かなり暑かったですが、上りきった見晴らしはそれに十分応えてくれる爽やかなものでした。
まとめ
ギリシャ・コルフ島の見所は、大きく新要塞、旧市街、旧要塞と、海上の飛行機が見えるコルフ国際空港(KANONI展望台)です。9時の入航から14時の出航までに駆け足で周ることができるボリューム感でした。
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