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冬もOK!アイスランド定番観光ゴールデンサークルの行き方

風光明媚なアイスランドの主要スポットがぎゅっと詰まったエリア、ゴールデンサークル。首都レイキャビクからも程近く日帰り圏内のため、アイスランド観光の定番です。ゴールデンサークルの必訪スポット3か所までの道は全て整備されており、冬でも容易にアクセスできるのもポイント。行き方や所要時間を解説します。

ゴールデンサークルで絶対行くべき3か所

ゴールデンサークルは、自然のスポットであり自由に入れて入場料がかからないところが多く、明るい時間であれば時間も気にする必要はありません。レンタカーで自力で行けば、予約も一切不要です。アイスランドの旅程の中で最も自由が利く部分であり、気楽に周れます。果たして一体どんなところなのか?絶対行くべき3か所を簡単にご紹介します。

①グトルフォスの滝(レイキャビクから車で2時間弱+所要約1時間)

  • 駐車場無料(2017年12月)
  • 駐車場から徒歩5分程度
  • 入場無料、予約不要(公共のオープンスペースなのでいつでも自由に入れます)
  • カフェ・レストランあり:無休10:00-19:00(2017年12月)
注:上記は2017年12月訪問時の情報です。最新情報は、グトルフォス公式サイトでご確認ください。

勇壮な大地の割れ目を表現したかのような滝。冬は凍っているところも多いですが、その大きさがスケールを際立たせます。冬は一部閉鎖されている遊歩道もありましたが、一番高い展望スポットはオープンしていました。

グトルフォスの滝

②ゲイシール間欠泉(①から車で10分程度、所要約1時間)

  • 駐車場無料(2017年12月)
  • 駐車場から徒歩5分程度
  • 入場無料、予約不要(公共のオープンスペースなのでいつでも自由に入れます)
  • ショップ、レストランあり
注:上記は2017年12月訪問時の情報です。最新情報は、ゲイシールセンター公式サイトでご確認ください。

地熱活動の盛んなゲイシール。まるで日本の温泉地のように、熱い温泉が所々で湧き出ています。駐車場から歩いてすぐ、温泉地帯にたどり着きます。

ゲイシールで湧き出る温泉

ゲイシールエリアの間欠泉は活発で、最も活発なストロックル間欠泉は10~20分おきに噴出します。撮影チャンスも多く、たくさんの観光客が今か今かと待ち構えています。

噴出を待ち望む観光客ら

一瞬のチャンス、しっかりカメラに収めましょう!

ゲイシール・ストロックル間欠泉噴出

この時は小ぶりな噴出でした。時間の許す限り、大きい噴出の撮影を狙って粘るのもいいかもしれません。遮るものがなく風が冷たいので、十分な防寒を!

③シンクヴェトリル国立公園(②から車で約1時間、所要約1時間)

  • 駐車場500ISK/日(2017年12月)
    (2016年5月から有料化されたとのこと。現地の券売機やビジターセンターでチケット購入の上、車内の見える所に置きましょう。)
  • 駐車場から徒歩5分程度で展望台、展望台より遊歩道あり
  • 入場無料、予約不要(公共のオープンスペースなのでいつでも自由に入れます)
  • ビジターセンター有り:6~8月=9:00-19:00、9月~5月=9:00-18:30
注:上記は2017年12月訪問時の情報です。最新情報は、シンクヴェトリル国立公園公式サイトでご確認ください。

世界遺産にもなっているシンクヴェトリル国立公園は、北アメリカプレートとユーラシアプレートの裂け目、ギャオが地上で見られることで大変有名。世界遺産にもなっています。ここでは駐車場が有料ですのでご注意ください。

駐車場からしばらく歩くと、遊歩道沿いに崖の狭間を降りていけます。この両岸がそれぞれユーラシアプレートと北アメリカプレートです。ここから両大陸が生まれていると思うと、字の通り地の果てに来た!との思いが強まります。

ユーラシアプレートと北アメリカプレートの狭間

ここは大陸の割れ目としてだけではなく、世界最古の民主議会が開かれたなど、歴史的イベントがあったことでも有名なようです。遊歩道沿いに丁寧に説明がされていました。遊歩道を進んでいくと小さな池があったのですが、ここにも説明版が設置してありました。

奥に進むと小さな池が。

Drekkingarhylurと呼ばれる池で、なんと溺死刑で使われた池だそうです。

その昔、溺死刑で使われたとか

時間があれば訪れたい見どころ

ゴールデンサークルは、上記の3か所を回れば十分な見応えです。もし時間に余裕があれば、他にこんなスポットもおすすめします。

ケリズ火口湖(②から車で約40分、所要約1時間)

  • 駐車場無料(2017年12月)
  • 駐車場から徒歩5分程度→火口湖1周30分程度
  • 入場有料、予約不要(2017年12月)
  • ビジターセンターなど、無し(2017年12月)
注:上記は2017年12月訪問時の情報です。最新情報は、ケリズ火口湖公式サイトでご確認ください。

火山の岩盤崩落でできた火口湖です。冬は凍って寒々しい様子でした。写真で見るよりずっと深く、のぞき込むとぞっとします。縁にいる人間の大きさから想像できるでしょうか・・。

ケリズ火口湖の写真と実物を比較

周囲をぐるっと一周できます。所々凍っておりスリリングでした。湖まで下りられる階段もあり、降りていっている人たちもいました。景観を損なわない、土と同じ色をした真新しい凍結防止剤が所々に撒かれていましたので、入場料でメンテナンスを継続しているのでしょう。

深い深いケリズ火口湖

アウトドア観光で疲れたら?アイスランドの秘湯シークレットラグーン

ゴールデンサークルエリアには、地元民の秘湯シークレットラグーンがありあわせていくのにおすすめです。詳しくはブルーラグーンが予約一杯!?静かに楽しむシークレットラグーンをご覧下さい。

ゴールデンサークルの巡り方

お任せで簡単、ツアーに参加

ゴールデンサークルは首都レイキャビクからもアクセスしやすく、多数のツアーが出ているようです。

アイスランドのツアー情報は、Guide to IcelandやExtreme Icelandが大手のようですが、前者が日本語に対応しており簡単です。Guide to Iceland ゴールデンサークル ツアー情報

注:氷の洞窟ツアーを開催しているのもこの2社がメインのようです。その時の様子は【行き方解説】冬限定!アイスランドの氷の洞窟と氷河ハイキングにてご紹介しています。

やっぱり自由なレンタカー

ツアーが簡単とはいえ、やはりレンタカーの自由さには代えがたいと私は思います。氷の洞窟ツアー集合場所へのアクセスやオーロラ観測(レンタカーで行く!レイキャビク近郊のオーロラ観測スポット6選)にもレンタカーは大変便利です。ケフラヴィーク空港でピックアップ全行程をレンタカーで行くのが最も気軽な移動手段でした。一方、あまり長距離を運転したくない場合、ゴールデンサークルまでレイキャビクから日帰りで行くだけのレンタルでもシンプルで良いかと思います。その場合は予算を抑えた小型車でも、天候や路面状況に気を付ければ十分かと思います。

注:アイスランドでのレンタカーの借り方や運転事情は【運転事情】冬のアイスランドを安心ドライブ:ルート選びと注意点にてご紹介しています。

まとめ

  1. ゴールデンサークルで訪れるべき3か所は、①グトルフォスの滝、②ゲイシール間欠泉、③シンクヴェトリル国立公園のギャオ
  2. 時間があればケリズ火口湖もおすすめ
  3. ツアーでの移動も良いがやはりレンタカーでの自由な旅がおすすめ
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