南イタリア・レッチェを最大限楽しむための3つのポイント

南イタリア・レッチェを最大限楽しむための3つのポイント

南イタリア・プーリア州の街、レッチェ。バロック建築があふれるこの街は、現地イタリア人の中では名物スイーツ「パスティチョット」が楽しめることでも有名。アルベロベッロやマテーラなど近隣の見どころとあわせてぜひ訪れてほしいレッチェの街を、最大限楽しむために知っておくべき3つのポイントをピックアップします。

レッチェの位置と近隣の街

レッチェはイタリア南部、プーリア州の南東に位置します。このエリアの玄関口、バーリから約150キロ、車で約2時間の距離です。洞窟住居で有名なマテーラや、とんがり屋根のトゥルッリのアルベロベッロも周辺に位置しています。

公共交通機関でもアクセスできますが、バーリを起点に近郊の観光地も含めてレンタカーで周るのが気軽です。

バーリでのレンタカーについては、[pageling slug=”goldcar-bari”]にてレビューしています。

ポイント①「バロック建築」

レッチェを観光する上でまず覚えておきたいのが、街の至る所に見られるバロック建築

ポルトガル語の「いびつな真珠」を語源とするバロックの様式は、豪華絢爛な装飾が特徴です。

重厚感があり、彫りが深いなどの特徴があげられますが、ここでは簡単に見分けられる特徴を一つだけ取り上げます。

バロック建築

それは、「ねじり柱」。力強くねじった形の柱は、レッチェの至る所でみられます。建築様式に詳しくなくても簡単に見分けられる特徴なので、ぜひ探してみてください。

ポイント②「名物スイーツ・パスティチョット」

カフェ・アルヴィーノのパスティチョット

レッチェでしか食べられない名物スイーツが、パスティチョット(Pasticciotto)です。プーリア州出身のイタリア人も、「レッチェに行くよ」と言うと「絶対にパスティチョットだけは食べてきて!」と激オシでした。

サクサクの生地にカスタードクリームが入った物がスタンダード。チョコレートが乗っていたりレモン風味だったりいろんなバリエーションもあります。バールやカフェのカウンターで立ったまま、エスプレッソと一緒にほおばるのがイタリア流。
席に着くとコペルトと呼ばれる席料が1~2ユーロかかる場合が多いので、立ち飲み・立ち食いの人も結構います。

パスティチョットは簡単な朝ごはんとしてもポピュラーです。私が実際に行って確認した、パスティチョットが楽しめる2か所をご紹介します。

カフェ・アルヴィーノ(Caffe Alvino)

カフェ・アルヴィーノのカウンター

サン・オロンツォ広場(Piazza Sant’Oronzo)に面しており、円形闘技場の真ん前のベストロケーションにあるカフェです。パスティチョットをお勧めしてくれたイタリア人も、お気に入りのカフェとのこと。奥にはソファー席もあり、のんびりするのにもおすすめできます。

営業時間などはCaffe Alvino (トリップアドバイザー)をご参照ください。 場所は、本記事最後の地図でもピックアップしています。

ケーキ屋・ナターレ(Pasticceria Natale)

ケーキ屋・ナターレのパスティチョット

イタリア語でクリスマスを意味する「ナターレ」と言うケーキ屋さん。先ほどのカフェ・アルヴィーノからほど近いロケーションです。ジェラートやスイーツが、ショーウィンドウに所狭しと並んでいます。その一番上に名物パスティチョットも。

ケーキ屋・ナターレのジェラート

先ほどのカフェ・アルヴィーノとは対照的に、明るい店内。パスティチョットもありましたが、ここではジェラートをいただいてしまいました。ピッコロ(小)サイズで2味チョイス。夏には週に2~3回はジェラートを食べる私も、満足の味でした。

営業時間などの情報はPasiticceria Natale(トリップアドバイザー)Natale公式サイト(伊語)をご参照ください。場所は、本記事最後の地図でもピックアップしています。

ポイント③「昼下がりはどこも閉店!?」

さて、最後のポイントは計画を立てるときに考慮すべき営業時間。レッチェでは昼下がり、多くのお店や施設が閉店してしまいます。知らずに行くとどこも観れずに思い通りにいかなかった・・となりがちですのでお気を付けください。

昼下がりはとっても人通りが少なく閑散としてしまう街も、夕方6時を過ぎるとどこからともなく人々が現れてアペリティーヴォを楽しみはじめ、にぎわってきます。

いくつかの施設の営業時間を例に挙げてみましょう。

サンタ・クローチェ教会(Basillica di Santa Croce)オープン時間

見どころの一つ、サンタ・クローチェ教会。2018年2月訪問時に確認した張り紙によると、オープン時間は9時~12時半16時~19時半です。ガイドツアーは10ユーロで、11時と16時半の1日2回あるようです。

なお、2018年2月現在、工事中のため外側はカバーで覆われていました。カバーには教会の外観の実物大写真が描かれています。向かいの情報センターのおじさんによると、工事は2019年夏頃までかかるのでは?との話でした。内部は見学できます。

営業時間などの最新情報は、Arte.itのサンタ・クローチェ教会サイトなどをご参照ください。

インフォメーションセンター(Infotab Tours di Mazzotta Michelangelo)営業時間

サンタ・クローチェ教会の向かいにあるインフォメーションセンター。営業時間は9時半~13時半16時半~20時半です。

最新情報は、Infotab Visit Lecce公式サイトをご参照ください。

なお、ここではレッチェの歴史についても学べます。スタッフのおじさんが丁寧に教えてくれました。ユダヤの時代が続いたあと、バロックの時代が訪れたとか。今残っている建物はほとんどバロック様式だけれども、ユダヤの時代の痕跡は地下に残されており、サンタ・クローチェ教会の脇の地下の博物館(Medieval Jewish Lecce)で紹介されているとのこと。ここも例に漏れずに10時~13時半、16時~19時半の営業時間ですのでご注意を。

レッチェの歴史年表

レッチェ、その他の見どころ

ここまでにとりあげた場所以外の見どころも簡単にピックアップします。

ドゥオモ広場(Piazza Del Duomo)とサンタ・マリア・アッスンタ大聖堂(Cattedrale di Santa Maria Assunta)

サンタ・マリア・アッスンタ大聖堂

レッチェの中心的広場とその大聖堂。バロック様式の見ごたえある大聖堂です。

ポルタ・ナポリ(Porta Napoli)とポルタ・ルディアエ(Porta Rudiae)

レッチェ旧市街の西端と南端にある門。西門はナポリの方面を向いているから「ナポリ門」という名前なのでしょうか?各所に大きな門が残っているのもレッチェの特徴かもしれません。

サンタ・オロンツォ広場(Piazza Sant’Oronzo)と円形闘技場

先にご紹介したカフェ・アルヴィーノがある広場。守護聖人サンタ・オロンツォの像が中央にそびえ、小さなコロッセオのような円形闘技場もあります。こんな広場の真ん中に!?というような印象です。昔は人々が集まる場所だったのでしょう・・。

まとめ


南イタリア・プーリア州の街、レッチェを最大限楽しむための3つのポイントは、バロック建築と名物スイーツ「パスティチョット」、そして昼下がりはどこも閉まってしまうことに注意することです。南イタリアの歴史と文化を感じるレッチェ、ぜひアルベロベッロやマテーラとあわせて訪れてみてください。