「アックイ・テルメ」温泉と日本人修行シェフレストランの街

「アックイ・テルメ」温泉と日本人修行シェフレストランの街

ローマ時代から続く、イタリアの温泉保養地「アックイ・テルメ」。アックイ=水、テルメ=温泉と、地名も温泉にちなんでいます。温泉が湧きでる広場や小ぢんまりとした旧市街の魅力に加えて、日本人シェフが修行されているレストランもあり、日本とのつながりを強く感じるアックイ・テルメをご紹介します。

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ピエモンテ州の南方、アックイ・テルメ

トリノを州都とするピエモンテ州と、ジェノバを州都とするリグーリア州の境界そば、ジェノバにほど近い田舎に位置するアックイ・テルメ。人口約20,000人の街です。(Wikipedia「アックイ・テルメ」

街の名前は、次のようにはっきりと温泉に由来しています。

  • アックイ(Acqui)は、イタリア語で水[英語ではAqua]
  • テルメ(Terme)はイタリア語で温泉[映画テルマエ・ロマエの”テルマエ”]

温泉大国の日本と通じるような気がする場所です。

トリノから車で約1.5時間、または電車とバスで約2時間のアクセスです。

街中に溢れる温泉

街歩きで、すぐに「温泉の街」を感じることができます。La Bollenteと呼ばれる、温泉の噴水が広場の中心にあります。簡単に温泉のお湯に触れることができます。


ローマ時代の用水路

ピエモンテ州で現存するローマ時代の遺跡で、最もよく保存されていると言われるのがアックイ・テルメにある、用水路です。約15メートルの高さに、4つのアーチが残っています。

日本人修行シェフのレストラン

アックイ・テルメにあるレストラン「イ・カッフィ(i caffi 、ザ・コーヒーズの意味)」は、昔から日本人修行シェフがいるようです。

名古屋のイタリアンレストラン「フィーネ・デル・モンド(世界の終わり、の意味)」のシェフも、昔こちらで修行されていたとか。

日本のレストランのシェフが昔いたと聞きました、というと、今修行している日本人シェフがいらっしゃれば、食後に話に来てくれたりします。(2018年3月時点、ひとりのシェフの方が働いていらっしゃいました。)

バーニャカウダーなど美味しいピエモンテ料理がいただけます。電話も日本語でできるので、ぜひ予約して訪れてみては?

i caffi 公式サイト(英語)

フィーネ・デル・モンド(食べログ)

まとめ

ピエモンテ州南端の小さな街、アックイ・テルメは、街中に小さな温泉が湧き出ておりまるでイタリアの温泉地です。日本人修行シェフがよく働いていらっしゃるレストランもあり、日本とのつながりを強く感じます。ピエモンテ州観光の中にぜひ組み込んでみてはいかがでしょうか。

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