個人予約の地中海クルーズ【船内探検編】内部の様子を徹底解説!

個人予約の地中海クルーズ【船内探検編】内部の様子を徹底解説!

ベネチア発着・コスタ社デリチョーザ号の搭乗レビューをお送りします。各フロアや客室の様子をご紹介します。

スポンサーリンク

船内マップをチェック

乗船し、部屋に入ると船内マップがおいてあります。乗船時にもらった船内マップの写真を載せようかと思ったのですが、海外サイトを検索してみると、クルーズ各社それぞれの船のマップや客室の様子を事細かにまとめているサイトがありました。

クルーズデッキプラン:コスタデリチョーザ(英語)

一通りのマップはこの海外サイトでわかりますが、クルーズに乗船した自分の体験を交えながら、船内を順にご案内します。

1階

船首側は、シアターDuseの一階部分。船尾側は客室です。ここに客室がない限り、入る機会は少ないと思います。

2階

シアターDuse

船首側はシアターDuseの二階部分。シアターへの出入り口です。

teatro duse
シアターDUSE

シアターでは毎晩、趣向を凝らしたショーが開催されます。ダンスショーや音楽ライブ、曲芸のほか、船長さんらクルーズスタッフの紹介イベントもあります。

ここでは、「子ども船長」とでもいうべき、キッズたち向けの船長なりきり体験も開催されます(下の写真右の子がやっているやつ)。子どもの頃に家族とクルーズに乗り、こんな体験をしたら憧れてしまいそう。

cruise-staff-introduction
紹介が終わり、ステージから降りるクルーズスタッフたち

シアターを出ると、次にミニ映画館、ミラビリス・バー、カジノと続きます。

ロビーエリア

そして、船外への出入口と、その付近にツアーオフィス(下船先での小旅行ツアーのデスク)、そしてカスタマーサービスがあります。何かあれば、ここのカスタマーサービスに行くのが基本になりますので覚えておきましょう。

その前には吹き抜けになっており、エレベーターが並んでいます。各階へ/各階からのアクセスの中心となります。

cruise elevators
ロビーのエレベーター

このあたりは出入口ということもあり、ホテルのロビーのような感覚の場所です。人々がよく集まる場所で、その中心的な場所にバー・デッレ・デリツィエがあります。下船の順番待ちなど、ちょっとした時間でカフェを楽しめます。

bar delle delizie
出入口のバー・デッレ・グラツィエ

バーでカフェを楽しむときには、船内のクレジットカード代わりの「コスタ・カード」をバーテンダーに見せて注文します。周りのイタリア人を見ていると、日本のレストランなどのようにバーテンダーを声で呼んだりすることはありません。カウンター席に座り、「コスタ・カード」を見えるように持ち、ひたすらバーテンダーを見ながら待つ。そして、バーテンダーが声をかけてきたら注文する、というやり方です。小さい子どももそのようにしていました。見よう見まねでやってみましたが、混んでいるときも、必ずバーテンダーは認識して声をかけてくれました。

ここから船尾に向かうとピアノのあるアルカザール・バーがあり、最後尾にはアルバトロス・レストランがあります。

アルバトロス・レストラン

cruise restaurant
アルバトロス・レストラン

このレストランで毎晩、夕食をとることになります。朝も、上品なビュッフェが用意される場所です。

夕食時は指定席。19時、21時の2回制となっており、乗船時にどちらの回か、座席指定とともに決められています。とはいっても日本人にとっては毎晩21時の食事は遅め。もし早い時間が希望であれば、カスタマーサービスに相談すれば、空いている席を割り当ててくれます。私も21時の回だったため、初日の夕食後にカスタマーサービスで変更のリクエストをしました。

cruise restaurant dance
レストランでのサプライズ・ダンスショー(Despacitoのダンス中)

レストランは、ただ食事をするだけではありません。日によって、突然給仕のスタッフがダンスをし始めるサプライズ・ダンスショーがあったりします。常連らしきイタリア人は「待ってました!」とばかりにノリノリでダンスし始め、盛り上がります。

定番の曲はイタリアの国民的歌謡曲・Vorale(ボラーレ=”飛ぶ”の意)。

最近のヒット曲でよく流れるのは、2017年のスペイン語のヒット曲、Despacito(デスパシート=”ゆっくり”の意)。このあたりを押さえておくと、一緒にノれます。


Volare: Very Best of the Gipsy Kings
Amazon
楽天

Volare (Nel Blu di Pinto di Blu)
Amazon music

デスパシート & グレイテスト・ヒッツ
Amazon 楽天

デスパシート
Amazon music

3階

船首側はシアターDuseの三階部分。

次にピアノ・バーやカフェテリアがあり、買い物エリア、バーと続き、写真スタジオ、船尾のアルバトロス・レストランの階上部分にいたります。

写真スタジオ

cruise photo studio
写真スタジオ

写真はぼけてしまいましたが、写真スタジオの様子です。記念写真を撮る人が結構います。日本のポーズとは違い、なんだかおしゃれなポーズで写っている人ばかり。イタリア流のポーズで試してみるのも一興。

船内には、写真撮影のチャンスが他にもたくさん。乗船時、夕食時、ショーの入り口で、、プロのカメラマンがたくさん撮ってくれます。船内のギャラリーに展示され、購入できます。

4~8階

客室

客室です。廊下はまるでホテルのごとく。サムサラ・スパ(アジアンなスパ)のそばは、浮世絵があしらってありました。

cruise-corridor
客室の廊下

客室は、スイート、バルコニーつき、窓付き、窓なし、などの種類があります。今回はせっかくなのでバルコニーつきを選びました。朝食をルームサービスで頼み、プライベートなバルコニーで海風を浴びながら楽しむこともできます。

cruise balcony breakfast
バルコニーでの朝食

9階

船首には、サムサラ・スパと呼ばれるアジアンなスパがあります。(有料)船尾方向に向かうと屋外のプールエリアに入ります。

屋外プール

cruise-pool
屋上のプール

屋外のプールは、昼は太陽がさんさんと降り注ぎ、ビーチサイドで日光浴をしている人であふれかえります。一方夜はディスコにはやがわり。夜な夜なダンスが繰り広げられます。

中でも、「氷の彫刻」ショーは見ものでした。大きな氷塊を、ノミ一本で削り、彫刻を短時間で完成させてしまうショーです。「氷の彫刻」ショーの日は、夕食時にイタリア人たちが「今日は氷の彫刻だね!」と話題にするくらい、注目のイベントのようでした。毎日配られる「船内新聞」に書いてあるので、見逃さないように!

その後また屋内に入ると、ビュッフェ形式のレストランがあり、最後尾のテラスに出ます。

屋外テラス

cruise-terrace
最後尾のテラス

最後尾のテラスには、コスタマークがペイントされた大きなオレンジの煙突を見上げながら、過ぎ行く景色を眺められる屋外バーがあります。夕暮れにはライトアップが始まり、なんともきれいなシーンが広がります。

 

10階

船首には、サムサラ・スパの階上部分、後方は屋外のプールエリアの階上部分になります。

11階

ジョギングトラックがあります。

12階

煙突部分です。

まとめ

いかがでしたでしょうか。船内各フロアの様子や、船内で過ごす時間のイメージが少しでもお伝えできたなら幸いです。

スポンサーリンク