周囲をイタリアに囲まれた小国、サンマリノを街歩き。ルパン三世・イタリアンゲームの舞台であり、映画・カリオストロの城のモデルになったという説も。また、外国在住の人には免税が適用されるのでお得に買い物ができます。訪問は11月。11月の祝日・諸聖人の日を利用して訪れました。
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サンマリノの位置~入国
イタリアの東側。近隣の町からのアクセスは、フィレンツェから車で3時間、ボローニャから車で2時間程度。
平原の真ん中に、ポツンと出っ張っている岩場がサンマリノです。3つの頂上にそれぞれお城があり、遠くから見ると岩場の形がよくわかります。
![sanmarino from far](https://ambitious-joe.com/wp-content/uploads/sanmarino00-1024x768.jpg)
ロープウェイでも登れるようですが、今回は車でアプローチ。急坂を上り、適当なところに路上駐車をします。
入国したとたん、車のナンバーもパトカーもポストも変わり異国情緒がでてきます。いずれのデザインも国旗にならい、白と水色が基調。ユーロ硬貨にはSan Marinoと刻印してあるのでコレクションにも最適。サンマリノのユーロ硬貨はお土産店にも並んでいました。
![sanmarino post](https://ambitious-joe.com/wp-content/uploads/sanmarino08-300x225.jpg)
![san marino euro coin, euro coin house, https://www.eurocoinhouse.com/en/san-marino-1-euro-2017-unc](https://www.eurocoinhouse.com/media/catalog/product/cache/3/image/940x587/9df78eab33525d08d6e5fb8d27136e95/S/M/SM17-000100.jpg)
ルパン三世の舞台!
サンマリノは、アニメ・ルパン三世の舞台として設定されています!
1.ルパン三世 TVスペシャル イタリアンゲーム/ルパン三世 part4
TVスペシャルと、その続きとして描かれるpart4はイタリアとサンマリノが舞台です。こちらのジャケ写も、ずばりサンマリノ!
![lupin third part 4](https://cs1.anime.dmkt-sp.jp/anime_kv/img/21/21/1/21211_1_1.png?1551270062000)
サンマリノのお城で繰り広げられるアクションから始まり、イタリアの風景のなかでルパンたちが活躍します。アニメの背景は、本物に忠実に描かれているので必見!
![san marino liberty square, palazzo pubblico](https://ambitious-joe.com/wp-content/uploads/sanmarino02-1-225x300.jpg)
例えばサンマリノの共和国宮殿(Palazzo Pubblico della Repubblica di San Marino) と、自由広場(Liberty Square)。TVスペシャル、アニメPart4それぞれで、本物そっくりに描かれています。
2.映画「ルパン三世 カリオストロの城」(裏設定?)
1979年公開の映画「ルパン三世 カリオストロの城」で登場するカリオストロ公国は、サンマリノがモデルかもしれません。この白と水色のカラーリングは、まさにサンマリノの国旗と同じ色合いに見えます。
ゆったりはためく二つの旗がありますが、手前の旗はカリオストロ公国の国旗で、奥にある黒地の赤十字は伯爵家の旗です。#ルパン三世 #カリオストロの城 pic.twitter.com/J6JuSuDW0b
— ジブリのせかい【非公式ファンサイト】 (@ghibli_world) November 20, 2020
![sanmarino flag](https://ambitious-joe.com/wp-content/uploads/sanmarino07-300x225.jpg)
駐車場の位置と値段
町に近づくといくつか駐車場があります。比較的広くて近い駐車場(Parking 7)をここでは取り上げます。中心地から徒歩約7分の位置です。
Parking 7は典型的な広場タイプの駐車場で簡単です。青線の駐車場なので、有料です。
値段は看板に指定されており、自分が停めようと思う時間の料金を先払いする仕組みです。
看板の下にある券売機で支払い、そのチケットを車内の見えるところにおいておけばOK。チケットには購入時(=駐車スタート時)の時刻と有効時間が書いてあるので、その時間内であれば見回りに来られても大丈夫ですが、有効時間を過ぎても停め続け、係員が来てしまうと罰金、というわけです。
サンマリノの街歩き
実際にサンマリノを街歩きしてみます。旧市街といえるエリアは、Google mapではサンマリノ市街(赤線内)の中のオレンジで塗られているあたり、南北に細長いエリアで、長いところで400mほど。すぐに歩ききってしまう大きさです。
駐車場から歩き始めてすぐ、町をパトロール中の警官たちとすれ違いました。治安がいいのか、心なしかなごみます。
サンマリノは高い丘のうえにあるので、ふもとのまちがよく見渡せます。夕暮れ時の東側、サンマリノの丘で早く日陰になったランナバウトです。
- 自由広場前をパトロール中の警官たち
- サンマリノ山頂から見下ろしたふもとの町
11月の澄んだ空気で、お城と平原がよく見渡せました。パラグライダーが間近で遊覧しており、気持ちよさそうでした。
- サンマリノ全景
- サンマリノ周囲ではパラグライダーが盛ん
- お城のすぐそばを遊覧していました
免税ショッピング
サンマリノは、ヨーロッパにおける消費税にあたる税が無いので、ヨーロッパ在住の人にとっては免税状態になります。自分たちは、Ray-banのサングラスを免税でゲットしました。
日本からの旅行では、手続きをすればサンマリノ外でも免税になるのですが、サンマリノでは手続き無しで最初から税金無し、になります。ヨーロッパでは20%以上の税率なので大変お得。
お土産屋さんのおつりでサンマリノのユーロ硬貨が混じっていたらラッキー。記念になります!
おわりに
ルパンの舞台になったサンマリノ共和国。天気の良い日に、また行きたいものです。
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