洞窟住居で世界遺産に登録された、イタリア南部の街マテーラ。マテーラには迫力ある石造りの街並みや、旧市街の路地裏など写真撮影ポイントがたくさん。2021年公開の映画007 ノー・タイム・トゥ・ダイのロケ地にもなりました。(007 No Time To Die, Matera 画像検索)洞窟教会や洞窟住居の見学をあわせても3時間で周れる撮影ポイントを地図と写真でお伝えします。
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マテーラとは
イタリア南部に位置する洞窟住居の街です。南イタリアの玄関口・バーリからアクセスするケースが多いかと思います。マテーラの成り立ちや洞窟教会、洞窟住居に関しては、日本人大歓迎!マテーラ・サッシを深く知る洞窟教会と洞窟住居で詳しくご紹介しています。
サッシ地区 旧市街撮影ポイント地図
旧市街の南側から、ぐるっと時計回りに周る順路でご説明していきます。このルートの後、洞窟教会や洞窟住居を見学するとまた南側へ出てきて、マテーラのサッシ地区を一周できます。
マテーラは、洞窟教会や洞窟住居の見学を通して現地の文化に触れることができます。日本語のパンフレットもしっかり用意されておりおすすめです。日本人大歓迎!マテーラ・サッシを深く知る洞窟教会と洞窟住居をご覧ください。
A.パスコーリ広場
旧市街の南端、マテーラ全体を見渡せる展望ポイントがある広場です。この角度はまさに、007 ノー・タイム・トゥ・ダイで、ボンドとマドレーヌが泊まったホテルからの展望と同じ角度です。
展望ポイント
南側から街全体を見渡せる撮影ポイントです。石造りの街並みがバランスよく見えること、南側からの展望なので街にきれいに光があたることから、街全体を撮るベストスポットだと思います。
マテーラを見渡せるカフェ(Caffe Lanfranchi)
広場に面したカフェですが、実は奥にマテーラを展望できるバルコニー席がありました。さくっと朝ごはんをいただくのに最適です。
営業時間などはCaffe Lanfranchi(トリップアドバイザー)をご参照ください。
カフェを後にして進んでいくと、日曜日の朝だったこともあり、ミサに出かける老夫婦がいらっしゃりました。他にも入っていく方が何人かいらっしゃり、キリスト教の国であることを体感します。
B.バケツ作りの銅像
次の展望ポイントへ行く道中、少し寄り道をすると教会の裏路地にこんな渋い銅像が。
C.ヴィットーリオ・ヴェネト広場
パスコーリ広場に続く展望ポイントです。大きく2つに分かれるサッシエリアの真ん中から、左右それぞれのサッシ地区が見渡せます。
広場から東へ伸びる小道、カラフルな家が立ち並んでいます。タバッキでは絵葉書も売っています。
D.2つの市街の狭間
2つの地区に分かれているマテーラの狭間。マテーラの中に入り込んだ感覚が味わえます。
まるで迷路に迷い込んだかのよう。単なる小道も、石造りの街並みは絵になります。
E.石のホテル(L’Hotel in Pietra)
マテーラの真ん中に位置するこじゃれたホテル。バルコニーのソファーは日当たりがよく心地よさそうです。
ご参考:民家ばかりでお手洗い探しに困ったときには、ここのようなホテルに尋ねてみましょう。貸してもらえる場合もあります。
あらゆるものが石造りの街並みには、これらに留まらず、まるで映画のワンシーンのような風景がそこかしこに転がっています。カメラを片手に気ままに歩いてみてください。
番外・対岸から見るマテーラ全景
一足延ばし、マテーラ市街に沿って流れるグラヴィーナ川の対岸からマテーラを見渡すこともできます。夏期は橋を渡り歩いていくこともできますが、渡ったあとの上り坂は遠目で見てもなかなかの手ごたえの模様。レンタカーで周りこむのが簡単です。この対岸のあたりが、007 ノー・タイム・トゥ・ダイでヴェスパーの墓があり、ボンドが爆発に巻き込まれた場所です。
まとめ
南イタリアの洞窟住居の街・マテーラ、サッシ地区は撮影ポイントがたくさんあります。2021年10月公開の映画 007 ノー・タイム・トゥ・ダイのロケーションにもなった、マテーラの街並みをきれいに撮影できるオススメポイントを5か所ご紹介しました。これらに加えて洞窟教会や洞窟住居を見学しても3時間程度でぐるっと周れるので、本記事をご参考にぜひお気に入りのポイントを探してみてください。
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