【2018/11月~改悪】ライアンエアー荷物、全キャリーケース有料化

【2018/11月~改悪】ライアンエアー荷物、全キャリーケース有料化

2018年11月、格安航空の代表格ライアンエアーの荷物規格が変更されました。荷物に厳しいライアンエアーでペナルティを受けないよう、しっかり変更内容を理解しておきましょう。

2018年1月の荷物規格変更後にBGY(ミラノ・ベルガモ)-BRI(バーリ)にてライアンエアーを利用する機会があったため、新規格の実際をご紹介します。

更新2018年10月17日:2018年11月から適用の新ルールを更新しました。

ライアンエアー(RYANAIR)とは

イージージェット(easyJet)と並ぶヨーロッパの代表的なLCC(ローコストキャリア)。10ユーロ代のチケットなど、電車やバスより安い運賃を提供しますが、荷物超過をはじめとするペナルティやオプション価格が高めに設定されていたり、遠いローカル空港への発着だったりします。これまで4回利用していますが、ルールを正しく理解して利用すれば、余計な料金を発生させずにリーズナブルに利用できます。

2018年11月1日(または9月1日以降の予約分)から適用の新荷物規格

機内持ち込み荷物はハンドバッグのみ

これまで機内に持ち込めていた、「キャリーバッグとハンドバッグ」が、「ハンドバッグだけ」に変更されました。

【2018/11~】

Priority(€/£6)の乗客は「キャリーバッグとハンドバッグ」を機内に持ち込めます。

最安値Non-priorityの乗客は、機内持ち込みは「ハンドバッグのみ」です。

「キャリーバッグ」は機内持ち込み可能なスーツケースに相当する荷物を指し、ライアンエアーでは55x40x20cm, 10kg以内です。20cmの厚み制限が意外と厳しく、適合しないスーツケースもあるので注意が必要です。

※筆者が持っている小型のハードスーツケースの厚みは23cmなので、Ryanair利用時には使えません。したがいRyanair利用時にはソフトスーツケースを利用するようにしています。

※easyJetはハンドバッグが許されない代わりに、56x45x25と緩めのサイズ制限です。



 欧州LCCで機内に持ち込める小型スーツケース
どんなサイズが良いのでしょうか?・・・欧州の各大手LCCの荷物規格を一気に比較し、最適なスーツケースを考察してみました。
欧州LCC荷物規定を総まとめ→最適な機内持込小型スーツケースを考察

「ハンドバッグ」はショルダーやPCカバンなど小型のカバンを指し、ライアンエアーでは35x20x20cm以内です。【2018/11~】40x20x25cmに拡大されました。

Non-priorityの場合、キャリーバッグは2018年11月からは有料で強制預け入れ

ではキャリーバッグはどうなるのか?搭乗前に写真のような「MANUAL BAG TAG」と書かれた黄色いタグがつけられ、タラップを上る直前など、搭乗時に係りに預けることになります。

預け入れれば追加料金は発生しませんが、貴重品などはハンドバッグに移しておきましょう。

これまでライアンエアーでは、しばしば頭上の荷物入れが一杯になり争奪戦の様相を呈していました。荷物の収納に手間取り出発が遅れたりしていましたが、そのような事態はほとんど起こらなくなるのではと思います。

一方で着陸後には、預け入れたキャリーバッグが出てくるまで待たなければなりません。すなわち、離陸前にかかっていた荷物収納の時間を着陸後に後回ししたような変更だとも言えます。

【2018/11~】

Non-priorityの場合、これまで搭乗前に無料で預けさせられていたキャリーバッグは、€/£8~の追加オプションで預けなければならなくなりました。

予約時€/£8、予約後€/£10、窓口€/£20、搭乗口€/£25と、徐々に値上がっていく仕組みです。

Non-priorityの場合、ハンドバッグ一つのみ持参可能とのことですが、そのような利用シーンは限られてきます。ほとんどの利用においてハンドバッグ以上の大きさの荷物を持参すると思われるので、実質値上げにあたる変更と考えられます。

機内持ち込みをしたい場合はPriorityの方が安い

一方、キャリーバッグを預けたくない人は、追加料金を払えば機内に持ち込むこともできます。個人的には、手元に置いておく安心感よりも着陸後に荷物が出てくるのを待たなくてよいメリットが大きいと思います。このオプション価格は、予約時 €/£5、後日追加の場合は €/£6です。

前述の通り、Priorityオプション(Priority & 2 Cabin bags)を選べば「キャリーケースとハンドバッグ」2点を機内持ち込み可能です。Priorityオプションの価格は€/£6です。

したがい、キャリーケースを利用する場合はわざわざNon-priorityで€8~の預け荷物にしなくとも、Priorityにした方が安いようです。

Ryanair公式「価格紹介」(英語)

預け入れ荷物の規格緩和

「預け入れ荷物」は、保安検査場を通る前にカウンターで預ける大きなスーツケースのことを指し、ライアンエアー新規格では20kg以内です。(2018/11~も同様)

預け入れ荷物の重量制限は、従来の15kgから20kgに緩和、料金も€/£35から€/£25に値下げされました。(ただし予約後に追加する場合は値上がりします。)(2018/11~も変更なし)

【2018/11~】

従来の20kg、€/£25に加えて、Non-priority乗客向けの10kg、€/£8~が追加された格好です。10kgに抑えれば安くすることができる、とのことです。

本内容は、ライアンエアーコーポレート公式サイト・新荷物規格紹介記事(英語)ライアンエアー公式予約サイト・新荷物規格紹介記事(英語)でも詳しく説明されています。

【2018/11~】荷物規格ページ(英語)をご参照ください。

オーバーサイズのペナルティ

もし荷物の重量やサイズが規定外になってしまうと、搭乗ゲートで€/£50のペナルティが発生します。(チェックイン後に発行される搭乗券に記載があります。)

その他利用上の注意点

予約

予約に関しては、ライアンエアー公式予約サイトを通じて実施すれば簡単に進められます。キャリーバッグの機内持ち込みなどのオプションは、予約後の追加では値上がりする場合が多いため、予約時に忘れずに選んでおくようにしましょう。

チェックイン

通常チェックイン

フライトの2日前からできます。追加料金は不要です。予約後、チェックイン画面に進むと確認できます。

早期チェックイン

フライトの60日前からでき、座席も選べますが追加料金が発生します。

チェックイン忘れ

離陸2時間以上前にチェックインしなかった場合、€/£50のペナルティが発生します。

搭乗券の準備と搭乗

搭乗券は印刷またはライアンエアーアプリで

これまで、ライアンエアーは自ら搭乗券を印刷しなければペナルティが課されるルールだったようですが、チェックイン後に届くメールによると、「印刷またはライアンエアーアプリでのダウンロードをすること」との記載です。印刷は必須ではなくなったようで、利便性が向上しました。

空港にて搭乗

離陸の2時間前に空港にいるように、との指示が航空券に記されています。預け入れ荷物やゲートへの集合時刻は、航空券にしっかり記載されているので確認しましょう。

着陸後

着陸後、預け入れ荷物がある、ないしはキャリーバッグを預けている場合は荷物の受け取りが必要です。

まとめ

本記事では、2018年1月から変更されたライアンエアーの新荷物規格を紹介しました。これまで無料で機内に持ち込めていたキャリーケースは、搭乗直前に無料で預け入れる、もしくは有料での機内持ち込み、とのルールになりました。預け入れの大きいスーツケースは、値引きおよび許容重量のUPで規格が緩和されました。

2018年11月から適用のライアンエアー荷物規格をご紹介しました。最安値のNon-priorityでもキャリーケースは無料だったのが、有料に値上がりしました。

ハンドバッグの大きさ緩和や、預け荷物の小型・ローコストな選択肢(25kg、€/£25だけだったのに対して10kg、€/£8が追加)などわずかなメリットがあるものの、ユーザーへの影響が大きい変更のように思われます。

予約時には最新の情報を確認して、予期せぬペナルティを受けないようにライアンエアーをうまく利用しましょう。

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