首都レイキャビクから気軽にオーロラが見えるのが魅力のアイスランド。運よくホテルの前から見えることもありますが、せっかくなら少し足を延ばして街明かりの少ない所で本格的に観測したいもの。レンタカーで気軽に行ける、レイキャビク近郊の観測ポイントを6か所ご紹介します。
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注:アイスランドでのレンタカーの借り方や運転事情については【運転事情】冬のアイスランドを安心ドライブ:ルート選びと注意点にてご紹介しています。
ツアーに参加派?自力派?
オーロラ観測の方法は、大きく次の3つに分けられます。
- 徒歩で観測ポイントまで行き、観測
- ツアーへの参加(バス、スーパージープ、フェリーなど)
- レンタカーで観測ポイントまで行き、観測
徒歩圏内での観測は ツアーに参加しないでも、レイキャビクでオーロラを見る方法とは? にて、ツアー参加の様子は オーロラ保証!アイスランドの現地観測ツアーがおすすめ過ぎた にてそれぞれ丁寧に紹介されています。
私も上記2サイトを事前に確認して考えましたが、やはり最も自由度が高く、かつリーズナブルなのは断然レンタカーでの観測です。レンタカーで行く、レイキャビク近郊での観測時間や場所の選び方を見ていきましょう。
自力観測の魅力について詳しくは:私がアイスランドオーロラツアーに参加せず自力観測に決めた理由
観測穴場スポット6選
実際に私が観測に訪れてオーロラが見えたスポットを、写真付きで6か所ご紹介します。オーロラが見える時間帯的にも、体力的にも1日2か所くらいを目安にお考えいただければちょうど良いと思います。
①レイキャネース半島 海沿い
レイキャビクからケフラヴィーク空港へ向かう幹線沿いのポイントです。市内中心部から20~30分、ケフラヴィーク空港へ向かって右側(北側)に位置します。夜9時頃に幹線を走っていると既にオーロラが右手に見えており、路肩に止まって見ている人たちもいました。ツアーバスや個人観光客も多く来ており、定番のスポットであることが伺えます。
②クレイヴァルヴァトン湖畔駐車場
①の海沿いでの観測の後に向かいました。①のポイントやレイキャビク市内から約30分のドライブです。途中から砂利道に変わり、アップダウンの激しいところもありました。クレイヴァルヴァトン湖はレイキャネース半島最大の湖で、周りには地熱活動が強く日本の温泉地のようなところも点在します。大地の裂け目にできた湖に映り込むオーロラや山を1枚の写真に収められる、おすすめポイントです!①のポイント程ではありませんでしたが、ツアーバスや他の観光客も来ていました。昼間も見ごたえがある湖ですので、翌日に再度訪れるのもおすすめです。
③グロッタ灯台駐車場
今度はレイキャビク市街からほど近い、セルチャルトナルネース半島の先端のポイントです。市街から15分程度のドライブで気軽に来られます。周りに遮るものがなく、観測に適しています。私が訪れたときは残念ながら風が強くてカメラが三脚では構えにくく、観光客もまばらでした。この写真も、30秒の露出時間の間、三脚とカメラが飛ばされないよう押さえ続けて撮ったものです。落ち着いた観測ができなかったので、数枚の写真を撮って次のポイントに移動しました。
④レイキャビク 海沿いの散歩道
③のグロッタ灯台から早々に退散したあと、風を避けられる場所を探して止まったのがこちらです。低い石垣で風を遮り撮影できました。ホテルからもほど近く、散歩している人たちも立ち止まってオーロラを見上げていました。市街地からも簡単にオーロラが見えるのがアイスランドの魅力ですね。
⑤ハフラヴァトン湖畔
②クレイヴァルヴァトン湖のきれいな景色に味をしめて、「湖越しに北側が開ける場所」を探して見つけたのがこちらです。レイキャビクの東側、約30分のドライブです。リングロードからそれて砂利道をかなり進んだところにあります。ここへ行く途中、いくつかのツアーバスだけでなくスーパージープともすれ違いました。Googleマップで調べたときはわかりませんでしたが、12月に訪れたこの日、この湖は完全に凍っており、凍った湖の上で写真を撮っている人たちもいました!
⑥ペルトラン駐車場
最後は、レイキャビクの街中の高台、ペルトランの駐車場からです。レイキャビク中心地から車で10分以内の最もアクセスが良いポイントです。食事のあとに軽く観測に出かけるノリで訪れました。街明かりが明るく観測や撮影にはやや厳しい環境でしたが、街の上に広がるオーロラもまた一興です。
Googleマップでのご紹介
本記事でご紹介した6か所の観測スポットをまとめています。 ご自分のGoogle Mapからも参照 できますのでぜひご活用ください。(使い終わったら、Google Driveから削除できます。)
まとめ
- 市街地からも見えるレイキャビクは、レンタカーがあれば近郊穴場スポットに気軽に行けます。
- ツアーバスも来ていた場所も含め、6か所の穴場スポットをご紹介しました。
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