ケフラヴィーク空港と首都レイキャビクの間にはブルーラグーンくらいしかない、なんて思っていませんか?実はすさまじい蒸気の活発な地熱地帯や大地の割れ目にできた大きな湖など、手付かずな自然がたくさんあるこのエリア、レイキャネス半島。ブルーラグーンと併せていくのもお勧めな観光ポイントをご紹介します。
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どこにあるの?レイキャネス半島
首都レイキャビクから ケフラヴィーク空港の間に横たわるレイキャネス半島。活発な地熱活動が至るところで見られ、その中の一つにブルーラグーンもあります。ブルーラグーンを除けば半日程度で周ることもできる大きさです。
大地の裂け目の湖と温泉地帯【内陸部】
A.大地の裂け目にできた大きな湖、クレイヴァルヴァトン湖
レイキャビク側から順に見ていきます。砂利道の内陸に入っていき、最初に現れるのが大地の裂け目にできた大きな湖、クレイヴァルヴァトン湖です。
注:クレイヴァルヴァトン湖は、夜にきれいなオーロラが見えるスポットでもあります。オーロラ観測にオススメなここ以外のポイントは、レンタカーで行く!レイキャビク近郊のオーロラ観測スポット6選をご覧ください。
この湖は、海外ミステリ小説「湖の男」の原題にもなっているようです。冬に訪れると、湖のスケールの大きさと寒々しさが相まってミステリーの雰囲気がぴったりの場所に思えてきます。
B.アイスランドの地獄谷?クリスヴィーク地熱地帯
クレイヴァルヴァトン湖からほど近いところに、クリスヴィーク地熱地帯があります。まるで日本の地獄谷のように、至る所から蒸気が噴き出しており、硫黄のにおいが立ち込めています。見学ルートも整備されており、静かにゆっくり巡るのにちょうどよい具合です。
この落ち着いた雰囲気とは対照的に、すごい勢いの地熱地帯もこの先に出てきます!
ほっと一息、海岸沿いのカフェ【海沿いエリア】
C.カフェ・ブリッグヤン
内陸部を抜けて海沿いを走り、ブルーラグーンへ向かう手前の村、グリンダヴィークにあるのがカフェ・ブリッグヤン。Guide to Icelandのライターさんによると、好きなだけ注げるロブスタースープはアイスランド一だとか?この記事を頼りに訪れましたが、看板に偽りなし、ロブスターの出汁と塩味が効いて体が温まるおいしいスープでした!
ここで一服してからブルーラグーンへ行ってもよいですが、本記事ではさらに半島の先端へ向かいます。
強烈な蒸気!地熱地帯と大陸にかかる橋【半島の先端】
D.地熱地帯グンヌクヴェル
内陸部にあったクリスヴィーク地熱地帯と対照的に、ここは蒸気と活動の激しさが特徴。激しく噴き出る上記のすぐそばに遊歩道があるので、びしょ濡れ必至です!ウィンドブレーカーの着用をお勧めします。地熱活動の激しさを実感するなら、断然グンヌクヴェルを訪れるべきです。
E.大陸に架かる橋!?プレートの裂け目にかかった珍しい橋
アイスランドは北アメリカプレートとユーラシアプレートの割れ目が珍しくも地上に現れたギャオがみられることで有名です。国土内にいくつかギャオがみられる場所は点在していますが、その中でもここはその両大陸プレートに橋をかけてみた、珍しい場所です。看板の少年のように大陸を両手に抱えるトリック写真を撮ってもいいかもしれません!?
注:規模の大きいギャオがみられるシンクヴェトリル国立公園については、冬もOK!アイスランド定番観光ゴールデンサークルの行き方をご覧ください。
まとめ
ケフラヴィーク空港やブルーラグーンで有名なレイキャネス半島は、活発な地熱活動がみられる見どころがいっぱい。ブルーラグーンや空港の行き帰りにぜひ周ってみてください。
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